ホームページで情報を発信する場合、読み手に内容を理解してもらう工夫は大切です。
しかしあまりににそれにこだわり過ぎると、かえって魅力の欠けるホームページになる場合があります。
以前、仕事の関係から「おススメの複合機の紹介」を趣旨とするブログを読んだことがあるのですが、そのブログでは複合機のスペックや特徴が端的に並べてあるだけであり、どのような複合機かわかりやすけれども、その複合機の魅力をまるで感じることができなかったということがありました。
実際、他者を惹きつけるにはわかりやすさの他に、熱意が必要になります。
例えば非常に人気が高い趣味系のホームページの特徴として、記事その物が読みやすいというほかに「自分はこれが好きだ」という気持ちを痛いほど感じることができます。
人間でも淡白な人間よりも、熱血系な人間のほうが、周囲により多くの人が集まるように、ホームページ制作者の熱意こそが、あるいはもっとも訪問者を魅了するスパイスなのかもしれません。
熱意のある記事は読む人を魅了する傾向にあります。
ただし、注意しなければならないことは、熱意はえてして空回りする危険性もあることです。
「自分がこれを書きたいんだ~」という気持ちが強すぎると、読み手のことを全く考えない独りよがりな文章になることがあります。
また、「あれもこれも書きたい」と欲張りすぎて、まとまりのない文章になってしまうこともあります。
情熱をもってコンテンツを用意することは望ましいですが、やはり適度に抑えて、ホームページ制作の目的から逸脱しないように気をつけましょう。
何事もやり過ぎは禁物ということですね。