• カッコ良いホームページで、なぜか大失敗!!


    • サイトデザインだけを真似しても意味はない
    • 立派な革袋には立派な酒を用意しよう

    いくら見た目が良くても・・・

    ホームページを制作するうえでありがちなことですが、非常に良いサイトデザインを見つけると思わずその真似をしたくなります。
    実際、自身のホームページを少しでもよくする為、良いサイトを参考にすることは間違いなくオススメの方法です。
    しかしここで気をつけなければならないことは、良いサイトデザインをそのまま真似てもそれは本質を忘れた見た目だけのものであり、思うような効果が発揮されないばかりか、その後、様々な問題を起こす可能性があります。

    デザインはホームページの目的で変わるもの

    本来、ホームページのデザインやサイト構造は、目的があってそうしています。
    無論、人を引きつることも大切な目的ですが、それ以上に「この商品を売りたい」などといったホームページの目的を達成するために、最適なデザインなので採用されているのです。
    その為、自身のホームページの目的が「店の紹介をしたい」など目的が全く違うのに見た目だけ他のホームページを真似しても思うような結果を中々出ません。
    むしろ、内容と見た目のミスマッチを起こし不自然なホームページになってしまう可能性の方が高いのです。

    真似はどこまでも真似でしかない

    きちんと目的を理解してホームページを制作している場合は、ニーズや状況に応じて適時にデザインを修正していくことができます。
    こうすることが長く集客力を維持する秘訣です。
    しかし、単に他のサイトを真似しただけのホームページでは、どのような修正をすればよいか分かりませんし、それ以前に、そもそもデザインの修正が必要であるとの発想が思い浮かばないでしょう。
    結果、どうなるか。
    誰も訪れる者がいなくなった最初のデザインそのままのホームページが何年も放置されることになります。
    真似はどこまでも真似でしかなく、オリジナル様な柔軟性を持つことはできません。
    実際、他のホームページで参考にすべきことは、見た目のデザインではなく、そのサイトがなぜそうしているのかを理解し、自社サイトでは何をすべきなのかを学ぶことなのです。

    中身を伴うことが大切

    他のホームページを真似した結果、内容のない恰好だけのホームページになってしまうこともあります。
    最初は真似をした演出などで集客を期待できますが、そのようなものはすぐに飽きられて、人は離れていきます。
    また、中身がないのにデザインだけ優れていると、「見かけ倒しのホームページ」として悪い評価を受けてしまう可能性も十分にあります。
    やはりホームページのデザインと中身はレベルを合わせる必要があるのです。
    「新しい革袋には新しい酒」ならぬ、「立派な革袋には立派な酒」ということですね。

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