結論から言えば、コンテンツは「出だし」と「締め」が一番重要であり、中間は重要度がワンランク下がります。
何故なら、世の中には、推理小説で最初と最後の犯人の部分だけを読んで終わりにするという、推理小説マニアからすれ憤慨するような読み方をする人がいますが、ホームページにおいては最初だけ読んで次のコンテンツに行くという人の数が意外に多いです。
そのため、出だしだけ読んでもそのページの趣旨が理解できるような工夫が必要になります。
また、最初から最後まで読んでもらおうとしても、最初が悪ければその時点で読むのをやめてしまいますし、途中まで良くても、最後の部分が「なんじゃこりゃ?}と思わせる締めだった場合には、最後の悪印象しか残しません。
それゆえ、つかみはOK、終わりよければ全てよし、この2つが非常に大切になります。
文章は「起承転結」で書くのが一般的であり、わかりやすいですが、あまりにこれ通りだと意外性も何もなく、読みやすくはあっても何の印象も残さないこともあります。
その為、あえて「締め」の部分で、読んでいる人が印象深く感じてくれるようにする工夫すると長く記憶にとどめることができます。
例えば、「・・・と言われていますが、私自身は疑っています」といった「意外な展開」や「10年後の世界はどうなっているでしょうか?」などの「相手に想像の余地を残す」様な締め方をすると印象深くなるといわれています。
もっとも、絶えずこのような締め方をするのが良いという訳ではなく、はっきり言えばケース・バイ・ケースなのですが。