多額の費用をかけたからといって良いホームページができる保証はありませんが、だからといって、かけなくても良いかといえばそういう訳にもいきません。
結論から言えば、そのホームページにどの程度の費用(お金)をかけるかは、制作するホームページの目的次第です。
例えば、それほど凝ったホームページを作らなくとも目的を達成できるならば、多額の費用をかける必要はりませんし、逆に、多額の費用を使ってでも凝ったホームページを作らなければ目的を達成できないようならばそうするしかありません。
企業や会社にとってホームページは公開することが目的ではなく、「商品を売りたい」「店の宣伝をしたい」などある目的を達成する為の手段です。
大切なのはその目的を達成することであり、費用をかけるかどうかもそれによって判断されるべきなのです。
なお、一般的には、趣味のホームページならばお金をかける必要はないが、商業用のホームページならば相応の費用はかけるべきだと言われています。
やはりホームページの中身とかけた費用は比例するので、露骨にお金をかけていないと分かるホームページでは店の評価などに悪影響を与えてしまう場合があるようです。
ホームページの費用について絶対にしてはならないとされているのは、必要な費用を惜しむことです。
例えば、制作会社にホームページの制作を依頼した時、提出された制作費を値切ったり、より安い格安業者に鞍替えする行為などです。
勿論、中には吹っかけてくる悪質な業者もいる訳ですから、複数の業者に見積もりを出してもらって見比べるなどの注意は必要ですが、提出されてきた見積書の金額が相場の範囲内である場合は、希望のホームページを問題なく完成させるためには、最低、それだけの費用が必要であると考えるべきなのです。
それを値切ったりなどすれば、制作会社のモチベーションを下げるだけでなく、値切られた予算内で収まるようにコントロールする為、完成したホームページには必ずどこか無理があります。
また相場と比べてあまりに安い費用で請け負う制作会社の場合も同様です。